コラム
10tダンプトラックの種類・サイズ・最大積載量を徹底解説
2026.03.07

10tダンプトラックの種類・サイズ・最大積載量を徹底解説

10tダンプトラックの種類やサイズ、最大積載量の目安、中古市場の相場までをわかりやすく整理しました。年式や仕様により異なる点も踏まえ、購入や買い替え時に押さえるべきポイントを現場目線で解説します。

10tダンプ(大型ダンプ)とは?寸法・積載量を解説

荷台を下ろしたダンプカー

まずはダンプ トラック 10tの基本像を押さえましょう。10tダンプは大型区分に属するダンプトラックです。土砂や砕石を大量に運ぶための構造を持ち、最大積載量はおおよそ9〜10tが目安です。車両総重量は約20t前後になりますが、年式や仕様により異なります。以下に代表的な寸法と数値を整理します。

項目 目安数値
全長 約7.5m〜8.5m
全幅 約2.4m〜2.5m
全高 約3.0m〜3.3m
荷室長 約5.0m〜5.3m
荷室幅 約2.2m〜2.3m
最大積載量 約9t〜10t
車両総重量 約19t〜22t

※いずれも年式や仕様により異なります。

10tダンプの寸法・車両総重量

サイズ感を具体的に見ると、全長は8m前後が中心です。全幅はほぼ2.5mに近く、道路条件によっては進入制限を受けます。 車両総重量は「最大積載量+車両重量」で決まります。車両重量は10t前後になるケースが多く、そこに積載量が加わるため総重量は20t前後になります。 荷台を持ち上げる油圧装置や補強フレームがあるため、構造上どうしても重量が増します。これが大型ダンプ特有の重さです。もちろん年式や仕様により異なります。

10tダンプの最大積載量と荷台寸法

10tダンプの最大積載量は約9〜10tが一般的です。ただし積載量はボディ形状や用途区分で変わります。 荷台寸法は、荷室長が約5m強、荷室幅が約2.2m前後、あおり高は60cm程度が目安です。これも年式や仕様により異なります。 土砂の体積は比重で計算します。一般的な土砂は1㎥あたり約1.6〜1.8tです。仮に10t積む場合、約6㎥前後が目安になります。現場では体積管理も重要になります。

10tダンプの種類

用途によって10tダンプにはいくつかの種類があります。 同じダンプ トラック 10tでも、荷台構造や補強内容が異なれば使い勝手は大きく変わります。建設現場向けなのか、産廃運搬なのか、重機回送なのかによって選ぶべき仕様は違います。 導入後に「用途に合わない」とならないよう、種類ごとの特性を把握することが重要です。

土砂ダンプと土砂禁ダンプの違い

土砂ダンプは土や砂利を積載できる構造を持ちます。一方、土砂禁ダンプは土砂の積載が認められていない仕様です。 これはダンプ規制法に基づく区分です。土砂を運搬する場合は表示番号の取得が必要です。 見分け方としては、表示番号プレートの有無や車検証の記載を確認します。中古市場で購入する際は必ずチェックしましょう。

ローダーダンプ(スライドダンプ)の特徴

ローダーダンプは荷台が後方へスライドする構造を持ちます。 重機を自走で積み込めるため、建機運搬に便利です。 一般的なダンプとは用途が異なり、積載物は重機や機材が中心です。現場間移動が多い事業者には重宝されます。

強化ダンプの特徴

強化ダンプは床面や側板を厚く補強したタイプです。 砕石や産廃など重量物の積載に向いています。 耐久性が高い反面、車両重量が増えるため積載量が若干変わる場合があります。導入時は用途とのバランスが重要です。

10tダンプの人気メーカー

大型ダンプでは国内メーカーが主流です。信頼性と流通量の多さが、中古市場での安心感につながります。

メーカー 特徴
いすゞ ギガ 流通量が多く部品供給が安定
日野 プロフィア 燃費性能と安全装備が充実
三菱ふそう スーパーグレート 高出力エンジンで坂道に強い

いすゞ「ギガ」

いすゞ「ギガ」

いすゞ「ギガ」は大型ダンプ市場で非常に高いシェアを持つ代表的なモデルです。ダンプ トラック 10tクラスでも採用例が多く、土砂ダンプから強化ダンプまで幅広い仕様に対応しています。エンジンの耐久性やシャシ剛性に定評があり、長時間の高負荷運用でも安定しやすい点が現場で評価されています。 中古市場でも流通量が豊富なため、車両状態や年式、走行距離を比較しやすいのが特徴です。部品供給や整備ネットワークも安定しているため、稼働を止めにくいという実務上の安心感があります。初めて10tダンプを導入する事業者でも選びやすい一台といえるでしょう。

日野「プロフィア」

日野「プロフィア」

日野「プロフィア」は燃費性能と安全装備のバランスに優れた大型トラックです。10tダンプ仕様でも安定した積載性能を確保しつつ、ドライバー負担の軽減を意識した設計がなされています。世代によっては衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警報などの先進安全装備が搭載されており、公共工事や大手ゼネコン案件でも採用例があります。 中古市場では年式による価格差が比較的明確に出る傾向があり、安全装備の有無が査定価格に影響することもあります。燃費と安全性を重視する運送会社にとって、総合力の高い大型ダンプといえるでしょう。

三菱ふそう「スーパーグレート」

三菱ふそう「スーパーグレート」

三菱ふそう「スーパーグレート」は高出力エンジンによる力強い走行性能が特徴です。重量物を積載した状態でも加速性能が安定しやすく、坂道や長距離輸送が多い現場で評価されています。ダンプ仕様ではシャシの剛性や足回りの安定感が強みとされ、砕石運搬や山間部の工事現場などで採用されています。 近年モデルでは燃費改善や安全支援機能も進化しており、中古市場でも一定の人気があります。パワーを重視する事業者にとっては有力な選択肢となる大型ダンプです。

10tダンプのレンタル価格

繁忙期や短期案件のみ使用する場合、レンタルは有効な選択肢です。 ダンプは車両価格が高額なため、稼働率が読めない場合は固定資産化を避ける判断も現実的です。 1日あたりの料金は数万円台後半〜10万円前後が目安です。月単位では100万円前後になるケースもあります。地域差や保険条件、走行距離制限などにより費用は変動します。契約内容の確認が重要です。

レンタル料金の相場

短期利用では1日4〜8万円前後が一つの目安です。 長期契約では割安になります。 保険や補償内容は会社ごとに差があるため、総額で比較することが大切です。

10tダンプの中古車相場

中古市場ではおおよそ700万円〜2,000万円前後が一つの目安です。 年式・走行距離・メーカー・架装内容により大きく異なります。 相場は景気や建設需要で変動します。購入時は複数車両を比較することが重要です。

10tダンプを運転するには大型免許が必要

10tダンプは車両総重量が20t前後になる大型車両です。そのため運転には大型自動車免許が必要になります。普通免許や中型免許では運転できません。購入や増車を検討する際は、社内に大型免許保有者がいるか、採用計画を含めて確認しておくことが重要です。車両導入と人員体制はセットで考える必要があります。

必須となる大型自動車免許

10tダンプを運転するためには大型自動車免許の取得が必須です。取得条件は、原則として21歳以上で普通免許などの運転経験が一定期間あることが求められます。教習時間は中型よりも長く、技能講習や学科講習を経て卒業検定に合格する必要があります。 また、大型免許を取得しても、実際の現場ではダンプ特有の操作に慣れるまで時間がかかります。荷台の上げ下げや重量物積載時の挙動など、実務経験が安全運行に直結します。導入前には教育体制も整えておきたいところです。

土砂の運搬には申請が必要(ダンプ規制法)

10tダンプで土砂を運搬する場合、単に大型免許があればよいわけではありません。各都道府県が定めるダンプ規制法に基づき、事前の申請や届出が必要になります。これは不法投棄や過積載を防止する目的で制定された制度です。 土砂を運ぶ車両には表示番号が交付され、その番号を車体の外側に掲示します。この表示がない車両は土砂の運搬が認められません。中古でダンプトラックを購入する場合も、土砂ダンプとして使用できる仕様かどうかを必ず確認しましょう。 なお、地域によって運用ルールや細かな条件が異なる場合があります。導入前には管轄自治体へ確認し、適正な手続きを行うことが重要です。法令遵守は企業信用にも直結します。

10tダンプ運転手の仕事

10tダンプ運転手の主な仕事は、建設現場や採石場などで土砂や砕石を積み込み、指定された場所へ運搬することです。1日に複数回往復するケースも多く、時間管理と安全運転が求められます。 荷下ろしはレバー操作で荷台を傾けて行いますが、周囲の安全確認が欠かせません。過積載や偏荷重は事故の原因になるため、積載量の管理も重要な業務です。単なる運転業務ではなく、現場全体の流れを意識した仕事といえるでしょう。

よくある質問

10tダンプのサイズはどれくらい?

全長約7.5〜8.5m、全幅約2.5m、全高約3m前後が目安です。荷台寸法も仕様で異なります。いずれも年式や仕様により異なります。

10tダンプトラックの積載量はどれくらい?

最大積載量は約9〜10tが一般的です。強化仕様や車両重量によって変動します。詳細は車検証で確認が必要です。

10tダンプに土を積むと何m3になる?

土砂の比重は約1.6〜1.8t/㎥です。10t積載なら約6㎥前後が目安です。含水率や土質により変わります。

10tダンプの新車価格はいくら?

新車は1,800万〜3,000万円前後が目安です。仕様やオプションで大きく変動します。

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まとめ

10tダンプトラックは大型区分に属し、最大積載量は約9〜10tが一般的な目安です。 寸法や荷台寸法、車両重量は年式や仕様により異なるため、カタログ数値だけで判断しないことが大切です。 用途に応じた種類選びと中古市場の相場把握が、失敗しない導入のポイントになります。 購入前にはサイズ制限や積載条件を整理し、自社の運用に合うかを確認しておきましょう。

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