コラム
タイヤチェーンの付け方を動画で解説!チェーンの種類や注意点も紹介
2025.09.20

タイヤチェーンの付け方を動画で解説!チェーンの種類や注意点も紹介

冬の雪道を安全に走行するために欠かせないのが「タイヤチェーン」です。 しかし、種類や取り付け方法を正しく理解していないと、いざというときに対応できないリスクも。 本記事では、動画でわかりやすくタイヤチェーンの取り付け方を解説するとともに、種類別の特徴や作業時の注意点まで、詳しくご紹介します。冬季ドライブに備えて、ぜひ参考にしてください。

タイヤチェーンの付け方を動画で確認!

タイヤチェーンの取り付け方法は、動画で視覚的に学ぶのが一番効果的です。 動画を確認しながら、実際の作業手順を事前にイメージしておきましょう。

タイヤチェーンの種類

タイヤチェーンにはさまざまな種類があり、それぞれ特性が異なります。 雪道での走行性能や乗り心地、取り付けやすさに大きな違いが出るため、用途や路面状況に応じた選択が重要です。ここでは代表的な3タイプについて、特徴を詳しく解説していきます。

①鎖・金属タイプ

鎖・金属タイプのタイヤチェーンは、昔から広く使用されている伝統的なタイプです。その最大の特徴は、雪道やアイスバーンでの圧倒的なグリップ力にあります。金属製のため、凍結した路面や深い雪道でも滑りにくく、タイヤがしっかりと路面を捉えます。

【鎖・金属タイプの特徴】

  • 雪道・凍結路面で抜群の走破性
  • 耐久性が高く、長持ちする
  • 価格も比較的リーズナブル

【デメリット】

  • 乗り心地が悪く、振動が大きい
  • 取り付け・取り外しに時間がかかる
  • 金属部分が路面やタイヤにダメージを与えることがある

ラダー型チェーン

【ラダー型】

  • 階段状にチェーンが配置されており、直進性に優れる
  • 比較的安価で取り扱いやすい
  • 横滑りにはやや弱い傾向あり

亀甲型チェーン

【亀甲型】

  • 六角形の網目状にチェーンが組まれており、全方向にグリップ力が発揮される
  • 横滑りに強く、カーブ時も安定しやすい
  • ラダー型に比べて価格が高い

用途に応じて、ラダー型と亀甲型を使い分けると、より安全な走行が可能になります。

②ゴム・ウレタンタイプ

ゴムウレタンチェーン

ゴム・ウレタンタイプのタイヤチェーンは、金属製に比べて軽量で柔軟性に優れているのが特徴です。樹脂やウレタン素材を使用しているため、タイヤへのフィット感が高く、取り付け・取り外しが比較的容易です。

【ゴム・ウレタンタイプの特徴】

  • 乗り心地が良く、振動が少ない
  • 軽量で持ち運びやすい
  • タイヤや路面へのダメージが少ない
  • 取り付け作業が比較的簡単

【デメリット】

  • 金属製に比べると耐久性が劣る
  • アイスバーンでのグリップ力は金属タイプに劣る

雪道に限定されない多用途性を求めるなら、ゴム・ウレタンタイプは非常に優秀です。ただし、凍結路面を長距離走行するような場面では、金属タイプに軍配が上がる場合もあるため、使用シーンを考慮して選ぶことが大切です。

③布タイプ

布タイプのチェーン

布タイプのタイヤチェーンは、近年注目されている新しいタイプです。ナイロンやポリエステルといった高耐久素材でできており、タイヤに被せるだけで簡単に装着できるのが特徴です。

【布タイプの特徴】

  • 非常に軽量でコンパクト
  • 取り付けが圧倒的に簡単
  • 振動がほとんどなく、静かな走行が可能
  • タイヤや路面に優しい

【デメリット】

  • 耐久性が低く、長距離走行には不向き
  • 厚い積雪や凍結路面では性能が限定される
  • 価格がやや高めな製品もある

急な積雪時の応急対応や、短距離走行を目的とするなら、布タイプは非常に便利です。ただし、耐久性には限界があるため、長距離・長時間使用には向かないことを覚えておきましょう。

チェーンを付ける前の確認ポイント

タイヤチェーンの取り付け作業に入る前に、いくつか確認すべき重要なポイントがあります。事前確認を怠ると、作業ミスや走行中のトラブルにつながるため、必ずチェックしておきましょう。ここでは、タイヤサイズの適合確認、安全な作業場所の確保、必要な道具の準備といったポイントについて説明します。

①チェーンはタイヤサイズに対応しているか

タイヤチェーンは、タイヤのサイズに合ったものを使用する必要があります。対応していないサイズのチェーンを無理に取り付けると、走行中に外れたり破損したりして非常に危険です。

【確認ポイント】

  • 車検証やタイヤ側面に記載されているタイヤサイズをチェック
  • チェーンのパッケージや取扱説明書で適合サイズを確認
  • スタッドレスタイヤ装着時は、サイズに微妙な差異が出ることがあるため要注意

適合しないチェーンを使うと、安全性能が大きく低下するため、事前確認は必須です。

②安全な場所で作業しているか

タイヤチェーンの取り付けは、必ず安全な場所で行いましょう。 交通量の多い道路脇や傾斜地での作業は非常に危険です。

【安全な作業場所の例】

  • 駐車場
  • 路肩に十分な幅がある休憩所
  • チェーン装着場(高速道路の指定エリアなど)

また、ハザードランプを点灯させ、必要に応じて三角停止表示板を設置するなど、周囲の安全確保にも配慮してください。急な天候変化に備え、できるだけ早めに作業を行うのが理想的です。

③必要な道具は準備できているか

タイヤチェーンを取り付ける際には、いくつかの補助道具を用意しておくと作業がスムーズに進みます。

【準備しておくと便利な道具】

  • 軍手または滑り止め付き手袋
  • 作業用マット(地面に敷く用)
  • ライト(夜間・悪天候時用)
  • 針金またはバンド(チェーンの余り固定用)

特に冬場の作業は手がかじかみやすいため、軍手や防寒具も必須です。 事前に道具を整理しておくことで、寒さの中でも迅速かつ確実に作業を進めることができます。

タイヤチェーンの付け方を丁寧に解説!

タイヤチェーンの取り付け作業は、正しい手順を守ることが重要です。ここでは、道具の準備から取り付け完了までを7つのステップに分けて詳しく解説していきます。それぞれの手順をしっかり押さえ、安全かつ確実に作業を行いましょう。

①まずは道具を確認

作業前に必要な道具がすべて揃っているかを確認します。

【必要な道具】

  • タイヤチェーン本体
  • 軍手(または防寒手袋)
  • 作業用マット
  • 懐中電灯またはヘッドライト(暗所作業用)
  • 固定用針金や結束バンド(チェーンの余り処理用)

道具が不足していると作業効率が大きく低下するため、必ず事前にチェックしてください。

②タイヤの向きを変えホイールキャップを外す

作業しやすいように、タイヤの向きを調整します。可能であれば、チェーンをかける面(後輪駆動なら後輪、前輪駆動なら前輪)を外側に向けると便利です。また、ホイールキャップが装着されている場合は、作業前に取り外しておきます。キャップがあるとチェーンが正しく固定できない場合があるため、必ず外しましょう。

③チェーンをかける

タイヤの上部からタイヤチェーンをかぶせるようにして、タイヤ全体に均等にチェーンを広げます。このとき、チェーンがねじれたり、絡まったりしていないかを確認しながら作業を進めましょう。

【ポイント】

  • チェーンの中央をタイヤ上部に合わせる
  • 左右均等に垂らしながら調整する
  • チェーンがタイヤにしっかり密着していることを確認する

特に金属チェーンの場合は重みがあるため、しっかりと両手で支えながら広げることが重要です。

④タイヤ内側のチェーンを連結する

タイヤの裏側に手を回し、内側のチェーン同士を連結します。最初に内側を連結しておくことで、外側の作業が格段にやりやすくなります。

【作業手順】

  • タイヤの後方に手を回し、フックまたは連結金具を探す
  • 金具同士を確実に連結してロックする
  • たるみがないか軽く引っ張って確認する

作業中は手を挟まないよう十分注意し、しっかり固定されているか必ず確認してください。

⑤タイヤ外側のチェーンを連結する

内側の連結が完了したら、続いてタイヤ外側のチェーンを連結します。この工程でチェーン全体をしっかりとタイヤにフィットさせます。

【作業手順】

  • タイヤ外側のフックやバックル部分を確認する
  • フック同士をしっかり引き寄せ、連結する
  • チェーンがタイヤ全体に均等に張っているか確認する

外側を連結する際には、チェーンにたるみが残らないよう、できるだけ強く引きながら連結してください。連結後、タイヤ全体を軽くたたき、チェーンの位置を微調整するとさらに安定します。

⑥タイヤ外側に補助器具をつける

タイヤチェーンには、走行中にチェーンのズレを防止するための補助器具(テンションバンドなど)が付属している場合があります。 これをタイヤ外側に取り付けて、チェーン全体の締め付けをさらに強化します。

【作業手順】

  • テンションバンドをタイヤの外周に均等にセットする
  • 各フックをチェーンに引っかけ、適度なテンションをかける
  • 全体が均等に引き締まっているか確認する

補助器具を使うことで、走行中のチェーンのズレや緩みを効果的に防止できます。特に長距離走行時や高速道路走行時には装着をおすすめします。

⑦余ったチェーンは針金で固定する

タイヤチェーンを取り付けた後、余ったチェーン部分が出ることがあります。 この余りを放置して走行すると、車両本体を傷つけたり、チェーンが破損するリスクがあるため、必ず固定しましょう。

【作業手順】

  • 余ったチェーン部分をまとめる
  • 針金や結束バンドを使ってしっかり固定する
  • タイヤやホイールに干渉しない位置にまとめる

固定が不十分だと、走行中にチェーンが絡まって大きな事故につながる恐れもあります。取り付け作業後には、必ずタイヤを手で回して確認し、引っかかりがないかをチェックしてください。

査定・買取なら「シグマインターナショナル」

トラックや商用車の売却を検討中の方には、「シグマインターナショナル」の高価買取サービスをおすすめします。
当社では、車種や年式、走行距離を問わず、幅広い中古トラック・バスの買取に対応しています。「ネットで無料査定」や「LINEで簡単査定」のサービスも充実しており、忙しい方でも手間なくスムーズにご利用いただけます。経験豊富な専門スタッフが迅速に対応し、適正価格での買取をお約束します。また、名義変更などの面倒な手続きもすべて無料で代行いたしますので、初めての方でも安心してお取引いただけます。

まとめ

タイヤチェーンは、冬の安全運転に欠かせない重要なアイテムです。本記事では、取り付け方法を動画で確認できるリンクを紹介し、種類別の特徴や、取り付け前に確認すべきポイント、取り付け手順まで詳しく解説しました。
タイヤチェーンには、金属タイプ・ゴム/ウレタンタイプ・布タイプといったさまざまな種類があり、用途や路面状況に応じた選択が求められます。また、作業前にはタイヤサイズとの適合、安全な作業場所、必要道具の確認を怠らないことが大切です。
取り付け手順も正しく理解し、チェーンのズレや緩みがないようしっかり装着しましょう。適切なチェーン選びと正しい取り付けによって、冬道のリスクを最小限に抑えることができます。万一の積雪や凍結に備え、今からしっかり準備を整えておきましょう。

コラムのTOPへ戻る
まずはお気軽に無料査定をどうぞ!

お電話でのお問い合わせはこちら

0120-66-1742

受付時間 平日9:00〜18:00

カテゴリー
アーカイブ
まずはお気軽に無料査定をどうぞ!

お電話でのお問い合わせはこちら

0120-66-1742

受付時間 平日9:00〜18:00

AREA

日本どこでも無料出張査定トラック買取対応エリア

シグマインターナショナルで横浜・名古屋・神戸・福岡の主要拠点から全国の皆さんの車両を高価買取実現中です!ご連絡を頂いてから最短の場合、即日出張査定させていただきます。買取金額にご納得いただければ、即日契約も可能でございます。

  • 北海道・東北
  • 北陸・甲信越
  • 関東
  • 東海
  • 関西
  • 中国
  • 四国
  • 九州・沖縄
まずはお気軽に無料査定をどうぞ!

お電話でのお問い合わせはこちら

0120-66-1742

受付時間 平日9:00〜18:00